このコーナーについて
1990年代後半から通信企業の戦略的提携は、移動通信ビジネスの取得・買収などの水平的統合と、ネット/コンテンツビジネスの提携・合併などの垂直的展開の二方向で進められてきた。今はバブル崩壊後も積極策を展開する新規キャリアー、情勢を慎重に見極める既存電話会社など、さまざまなパターンが見られるが、IT革命が広がるなかで新しい方向性を打ち出すため、今後ますます多種多様な競争戦略が展開されることになろう。本シリーズは、アジアの視点でグローバルな競争の主な動きをレポートして、メガトレンドが読み取れるように工夫していきたい。
寄稿 高橋洋文(元関西大学教授)
- No.29(December.2001)
- 87. ヨーロッパ通信業界再興の道
- 86. リバティー・メディアの欧州進出の現状
- 85. マイクロソフト独禁訴訟は和解と継続
- No.28(November.2001)
- 84. ヒューズ・エレクトロニクスとエコスターの合併
- 83. AT&T-BT JVコンサートの終焉
- 82. ヴァージン・モバイルは仮想移動体通信事業(MVNO)の先駆者
- No.27(October.2001)
- 81. 音楽配信サービスは見切り発車か
- 80. 独禁訴訟のその後とマイクロソフト戦略
- 79. 経済環境の急変と情報通信M&A
- No.26(September.2001)
- 78. シンガポールテレコムのC&Sオプタス買収手続完了
- 77. 転換期迫る中国の情報通信戦略
- 76. EUの電子通信規制新枠組みづくり
- No.25(August.2001)
- 75. 衛星通信新時代と新イリジウムの経営戦略
- 74. 双方向ディジタル放送の可能性ー英国の経験
- 73. AT&Tブロードバンドの行方
- No.24(July.2001)
- 72. ヨーロッパの通信業界は何時活況を取り戻すか
- 71. ブロードバンドはビデオ・オン・デマンドを促進するか
- 70. AOLタイムワーナーとマイクロソフトは敵→友→敵
- No.23(June.2001)
- 69. ネット配信と音楽産業再編成
- 68. アルカテルのルーセント・テクノロジー買収は破談
- 67. 中国の新通信市場
- No.22(May.2001)
- 66. ヨーロッパ衛星会社(SES)のGEアメリコム買収
- 65. メディア産業再編成の胎動
- 64. ボーダフォン・グループ(VOD)の日本テレコム(JT)株取得
- No.21(April.2001)
- 63. 新規IPキャリアーは何故弱い
- 62. シンガポールテレコム、C&Wオプタスを買収
- 61. インドの情報通信の現状と課題
- No.20(March.2001)
- 60. 音楽著作権問題の真の争点
- 59. ボーダフォンのアジア展開<
- 58. テレフォニカは元気いっぱい
- No.19(February.2001)
- 57. BCE グローブメディアの設立とBCE再編成
- 56. テレコム大合併の波は静まる<
- 55. AOLタイム・ワーナー誕生の意義
- No.18(January.2001)
- 54. 加速する中国通信市場の発展
- 53. 西欧移動通信事業者の将来についての見方
- 52. 21世紀初頭のグローバル・キャリアーの構図
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