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世界の移動・パーソナル通信T&S

2008年7月号(通巻232号)

トレンドレポート

■フェムトセルの世界開発動向

我が国では、総務省が「フェムトセル基地局」の活用に向けて、電波法等の関係法令に関する取り扱いを明確にする為、「フェムトセル基地局の活用に向けた電波法および電気通信事業法関係法令に関する取扱方針」を今年4月17日に公表した。さらに同省では、今後、電波法の改正に係る国会審議を踏まえ、この取扱方針に基づき、所要の規定整備等を行うほか、フェムトセル基地局に係る電気通信事業法や関係省令等の運用方針について、本年秋を目途に運用ガイドラインを策定するとともに、その後も急速な技術革新や市場環境の変化等を踏まえて、所要の見直しを行う方針を明らかにしている。
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■iフォン3G、22カ国で7月11日発売へ

米アップル社は6月9日に、第3世代携帯電話(3G)に対応した「iフォン3G」を、7月11日から世界22カ国で発売すると発表した。年内には世界中の70カ国まで拡大する。キャッチ・フレーズは「速度は2倍で値段は半分」で、年内にiフォンの1,000万台販売達成を目指す。そのため、新しい機能を追加し、携帯電話会社との提携のあり方を見直し、サード・パーティによるiフォンのアプリケーション開発がし易い体制を整える。アップルによるiフォン3G導入は、価格、発売時期、発売国などサプライズの連続で、今後もそのインパクトが広がりそうだ。
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