情報通信総合研究所(ICR - InfoCom Research,Inc)は情報通信専門のシンクタンクです。

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中村邦明

中村邦明(Nakamura Kuniaki)
ICT基盤研究部主任研究員

領域:

  • モバイルデバイス・コンテンツを中心とした携帯電話市場

国際通信経済研究所(現マルチメディア振興センター)を経て、2006年に情報通信総合研究所入社。

中村邦明の最新情報

◎メディア掲載(随時更新)

◎提供サービス、連載レポート等

主な実績一覧

◎執筆記事

◎講師

google glassデモの様子

google glassデモの様子

  • ウェアラブルデバイスをめぐる海外動向及びトレンド

    「情報通信勉強会」2014年10月1日開催

  • ゲーム業界に迫るクラウドの波

    「情報通信勉強会」2013年12月12日開催

◎取材記事、コメント掲載等

  • ゲーム業界にクラウドの波は来るのか? 仕組みと問題点をおさらい

    ASCII.jp, 2013年12月12日

  • さらに進化 人間の意図「察する」スマホ

    掲載先:msn産経ニュース(2012年6月11日) コメント掲載:2ページ目

  • 深層断面 LTEサービス本格化 スマホ販売競争拍車

    掲載先:日刊工業新聞(2012年1月19日) コメント掲載

  • ネット企業 主導権争い 利用者情報の収集強化

    掲載先:読売新聞(2011年12月13日) コメント掲載

  • アップル・グーグル包囲網? 世界の通信会社結集

    掲載先:日刊工業新聞(2011年11月1日) コメント掲載

  • スマホ普及で”ダムパイプ化”  日本も従量制に転換

    掲載先:日刊工業新聞(2011年10月14日) 取材記事(写真あり)

◎出演

NHK海外向け放送「NEWSLINE」生出演

NHK海外向け放送「NEWSLINE」生出演

  • Samsung Widens Smartphone Lead

    NHK World「ASIA BIZ FORECAST」2012年1月26日

  • Microsoft Makeover

    NHK World「ASIA BIZ FORECAST」2012年10月26日

  • サムスン、iPhone5を特許侵害で提訴

    NHK World「ASIA BIZ FORECAST」2012年10月3日

  • iPhone5について

    NHK World「ASIA BIZ FORECAST」2012年9月21日

  • アップル・サムスンの特許訴訟について※

    NHK World「ASIA BIZ FORECAST」2012年8月31日

  • SOFTBANK PLEDGES FOR TRUMP

    NHK World「NEWSROOM TOKYO」2016年12月7日

※「アップル・サムスンの特許訴訟について」のRecap

スマートフォンなどの特許をめぐりアップルとサムスンが争っている裁判で、東京地裁は2012年8月31日、サムスンによる特許侵害を認めずアップルの訴えを退ける判決を出しました。 これについて、中村主任研究員がNHK国際放送局による海外向け番組に緊急出演。インタビューを受けました。 このニュースは海外でどのように報道されたのか。下記はその日本語訳です。

「特許侵害はなし:日本のサムスンvsアップルの判決を受けて」

 聞き手:Ron Madison氏(以下、RM)
 応対者:中村邦明(以下、中)

◆東京地裁の判決についての評価◆
RM:アップルは、日本でサムスンに対して特許侵害をしたとして提訴した件で、本日(8月31日)、東京地裁がその訴えを棄却した判決をだしました。この判決をどの様に評価しますか?
:まず、サムスンにとって確実に喜ばしい判決だったでしょう。サムスンにとって「1勝」と言えるでしょう。サムスンの株価も東京地裁の判決を受けて約1.5%上昇した。ただし、これは、「1勝」にしか過ぎない。今回の東京地裁の判決を受け、アップルは、さらに知的財産高等裁判所に控訴するでしょう。サムスンが本当の喜びを感じるには、今後想定されてる訴訟に勝利し続ける必要がある。
◆国による判決に違い◆
RM:各国での判決が違うのは何故でしょうか?
:大きな理由は、司法システム・法律の違いがある例えば、米国や英国の裁判では、陪審員制度が導入されている一方、日本では本件の様な特許に関する裁判で陪審員が参加することがない。
また、米国や英国では、端末のデザイン・形状・印象を特許として認める「Trade Dress」といった考え方があるが、日本ではない。この様な違いが、各国での判決の違いを生み出している要因の一つと言える。
◆今後のスマートフォン市場は?◆
RM:今後、スマートフォン市場で端末メーカーがシェアを確保するためには、どうしたらいいか?
:iPhoneがもたらしたような、「革新的」な端末を作る必要がある。今や、外を歩くと、スマートフォンを持っている人を多く見かけるようになった。しかし、使っているスマートフォンを遠くから見ると、どのメーカーの、どの機種を使っているか、見わけがつかなくなってきている。
今年の2月にバルセロナで開催されたMobile World Congressで最新のスマートフォンを観てきたが、CPUの性能を向上させたスマートフォンが多く出ていた。デュアルコアのみならず、クアッドコア搭載の端末も出てきた。端末の性能を向上させることは重要だが、それは他のメーカーも追随できる。今後の端末メーカーにとって重要なのは、今までにない、「革新的」なデザインや技術を生み出す必要がある。