トレンド情報
トレンド情報 -データ[1999年]


家庭の電話代は増え続けるのか?

 98年の家庭における「全消費支出」に占める「電話通信料」の割合は2.13%となった。前年に比べて0.08ポイント上昇した。
 年間消費支出が394万円と前年に比べて6万円余り減少したにも関わらず、「電話通信料」は小幅ながら増加した。しかし増加率はここ数年で最低である。原因として電話料金の値下げや携帯電話の普及一巡、ポケベルの凋落などいろいろ考えられるが真相は何なのだろうか。
 今年も家庭へのインターネット普及率の上昇や、定額制料金の導入、電話料金の値下げなど、「電話通信料」の変動要因が多い。
家庭でも世代を問わず利用されるようになった「通信」の費用は今後も増え続けるのか。カギを握るのは女性と子供達かもしれない。


fig

月平均電話通信料全消費支出に占める割合
905,4291.74
915,4191.66
925,3491.60
935,3961.61
945,2001.56
955,6621.72
966,1631.87
976,8472.05
986,9882.13

出典:総務庁統計局「家計調査年報」より作成

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(入稿:1999.7)


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