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2012年2月号(通巻275号)

政策関連(政府・団体・事業者・メーカー)

  • 新たな政策課題としてのサイバー戦争〜アメリカ大統領選挙に向けて
  • インド:不当に交付の2G免許、無効とする判決

■新たな政策課題としてのサイバー戦争〜アメリカ大統領選挙に向けて

2012年の国際社会の1つの大きなイベントとしてアメリカ大統領選挙がある。本稿執筆時点(2012年1月末)、共和党の候補者選びでアメリカは活況を呈している。共和党候補者の1人であるギングリッチ氏がアメリカのサイバー戦争に対する姿勢について自身の考えを語った。サイバー戦争もアメリカ大統領選挙における1つの重要なテーマになるだろう。

■インド:不当に交付の2G免許、無効とする判決

当ニューズレター2010年12月号で、インド通信大臣のラジャ氏が2010年11月に突如辞任し、その直後から2G免許割当に関連した不祥事が次々と明らかになった旨を紹介した。この件はその後も沈静化することなく混乱が続いていた。2011年2月には監督機関であるTRAIが、当該の2G免許を取り消すべきとの勧告を発表、インド最高裁判所がこの件について調査を進めていたが、2012年2月、同裁は問題となる2G免許すべてを無効とする旨の判決を言い渡した。

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