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InfoComモバイル通信T&S

2010年11月号(通巻260号)

サービス関連(通信・オペレーション、製品・端末、コンテンツ・放送、その他)

  • 韓国版統合アプリケーション・ストア「K−WAC」の構築がスタート
  • 「P&T/EXPO COMM CHINA」に見る中国モバイル通信業界の今
  • 音声APRUの動向

■韓国版統合アプリケーション・ストア「K−WAC」の構築がスタート

世界の携帯電話キャリア24社が共同でオープンなモバイル・アプリケーション配信プラットフォームを構築する「WAC」の設立を受け、2010年4月、韓国の携帯電話キャリア3社も韓国内で「韓国版WAC(K−WAC)」の開設計画を発表した(本誌5月号「世界市場先導を狙う、韓国版「統合アプリケーション・ストア」参照)。K−WACは2011年5月に予定されている商用サービス開始に向け、構築フェーズに入った。

■「P&T/EXPO COMM CHINA」に見る中国モバイル通信業界の今

2010年10月11〜15日、中国北京において、毎年恒例の通信業界展示会「P&T/EXPO COMM CHINA」が開催された。中国では、各地で様々な展示会が多数開かれているが、この展示会はその歴史、規模において通信業界における代表的な展示会のひとつである。大規模なブースを構えていた企業はほとんどが中国本拠の企業であるが、最新の展示の様子から、中国のモバイル業界の勢いが感じられる。

■音声APRUの動向

値下げで先駆したソフトバンク(2007年1月)の音声ARPUは2009年度からほぼ底打ちしており、遅れて値下げしたNTTドコモ(2007年9月)、KDDI(2008年6月)は、値下げプランの一巡まで、(今後1〜2年)減少が続く。海外でもDTはソフトバンクと同様であり、他社は減少が続く。ただしVerizonは、音声の減少スピードが鈍化し始めている。
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