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InfoComモバイル通信T&S

2009年4月号(通巻241号)

政策関連(政府・団体・事業者・メーカー)

  • 英国の着信料規制紛争〜オフコムが再決定へ
  • フランスで第4の3G携帯事業者が誕生へ(全文掲載/日経BP社 ITpro)
  • 中国の独自規格TD−SCDMA開発促進政策 〜 非対称規制はどこまで成功するか?
  • 世界の論調:ソニー・エリクソンの将来展望、厳しい見方が大勢

■英国の着信料規制紛争〜オフコムが再決定 へ

英国の移動体着信料規制に関する決定は、事業者の不服を受けた行政訴訟が頻発している。この傾向は新しいものではなく、着信料規制の比較的初期である2001年から、オフコム決定を巡る行政裁判は幾度となく繰り返されている。2009年1月には、競争委員会による決定が新たに発表され、移動、固定事業者からの複数の訴えによる一連の訴訟にようやく収束の見通しがついたところである。今回は、オフコムが設定した着信料は高すぎると競争委員会が判断、移動通信事業者は一層の引下げを命じられることになった。以下では、上記を含む、過去2年の着信料紛争の概要を解説する。これらは、2006年9月1日から2007年4月1日までと、2007年4月1日〜2011年3月末までという、それぞれ2期間の着信料規制に関して起きた紛争に分けられる。

■フランスで第4の3G携帯事業者が誕生へ

フランスの携帯電話市場は、事業者数が3社のみと少なく普及率も低い状況にあり、他の欧州大国に比べ競争環境が激しいとはされていない。そんな同国で今年、第4の3G免許が発給され、新たな3G携帯事業者が誕生する可能性が高まりつつある。本稿では、フランスにおけるこれまでの3G免許付与に向けた動き、そして同国の携帯電話市場の現況を踏まえた上で、新規3G携帯事業者の参入がもたらす市場活性化の可能性について探る。

■世界の論調:ソニー・エリクソンの将来展望、厳しい見方が大勢

世界の携帯電話端末メーカーは、金融危機に端を発した経済不況の影響などから厳しい経営環境に置かれているが、ソニー・エリクソンは2009年3月20日、第1四半期の決算が大幅赤字になるとの事前見通しを発表した。同社に対して世界ではどのような論調で語られているのか、以下にまとめる。

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