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世界の移動・パーソナル通信T&S

2007年1月号(通巻214号)

トレンドレポート

  • 「ITU TELECOM WORLD 2007」香港で開催される
  • 米国における携帯電話端末の「ロック解除」とその影響

■「ITU TELECOM WORLD 2006」香港で開催される

ITU TELECOM WORLD2006は、1971年から4年に一度に開催されてきた「通信の祭典」である。これまでの来場者数は80万人、出展社数は6,000社を超える世界最大規模のイベントである。同展は、前回まで国際電気通信連合(ITU)の本部が置かれているジュネーブで開催されていたが、10回目にして初めて香港で開催されることとなった。これは香港が成長するアジア・太平洋地域の玄関口であるという評価に加え、ICT産業における新たなサービスの先駆者となっていることに起因している。
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■米国における携帯電話端末の「ロック解除」とその影響

米国では携帯電話の利用者が携帯電話会社を変更しようとする場合、これまでは自分達の携帯電話端末の「ロック解除(unlock)」を携帯電話会社が認めないため、新会社の携帯電話端末を新規に購入する必要があった。しかし、最近における米国著作権庁(U.S. Copyright Office)の決定によって、ロック解除はより容易かつ広範に行われるようになるだろうとみられている。同庁の今回の決定(2006年11月22日)は、携帯電話利用者は携帯電話会社の著作権もしくは携帯電話端末メーカーの著作権を侵害することなく、自らが所有する携帯電話端末のロックを解除するため、特別のソフトウエアおよびサービスを利用することができるというもので、有効期間は3年間である。米国における携帯電話端末のロック解除とその影響について考えてみたい。
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