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世界の移動・パーソナル通信T&S

2006年10月号(通巻211号)

世界のニュース

 市場・企業

■アンプド・モバイル、複数の施策で加入者大幅増なるか

米国のMVNOであるアンプド・モバイル(Amp’d Mobile)は2006年8月、新たな料金プランを導入し、加入者獲得に弾みをつけたい意向である。また、大手小売店頭での販売の効果が大きく、加入者獲得ペースが上がってきた。苦戦が伝えられる新興MVNOであるが、アンプド・モバイルの戦略が奏功するか注目である。
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■英国でもWiMAXの商用化に向けた取り組みが本格化

英インターネット・プロバイダーのPipex Wireless社は、2007年より国内の複数都市でWiMAXの商用サービスを提供すべく作業を進めている。首都ロンドンなど都市部のほか、ブロードバンドのカバーエリアではない地域でのサービス提供も視野に入れ、まずミルトン・ケインズ市にWiMAXネットワークを構築する計画である。
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■米国におけるAWS周波数オークション

2006年9月18日に、米国では初となるAWS(Advanced Wireless Services)周波数オークション(オークション番号66)が終了した。同オークションは、2006年8月9日に開始され、1,710-1,755MHzと2110-2155MHzの周波数免許、計1,122件がオークションに掛けられた。同免許は、予想以上に高騰し、最終的に入札者104社が1,087件の免許を総額約137億USドルで落札した。同免許を取得することにより、3G、4G、さらに、WiMAXなどを利用したサービスが提供可能となることから、落札額が高騰する等、参加各社の次世代無線サービスに対する意気込みが垣間見えた。
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