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世界の移動・パーソナル通信T&S

2003年6月号(通巻171号)

世界のニュース
 政策・規制

■オフテル、移動体アクセス・通話発信市場レビューで
 SMP規制の全面撤廃を提案

英国オフテルは2003年4月11日、移動体アクセス・通話発信の市場レビュー文書を公表、コンサルテーションを開始した。本文書は2003年EUパッケージに基づく市場レビューの一部である。オフテルは、2003年3月17日には欧州諸国の先頭を切って、最初の5つの市場レビューのコンサルテーションを開始しているが、移動体市場については今回のアクセス・通話発信市場が最初である。この市場についてオフテルは残存する全てのSMP規制の撤廃を提案している。同コンサルテーションの意見提出期限は2003年6月20日である。なお、引き続き5月15日には個別移動体網への…

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■OECD、通信事業者に対する競争緩和と財政支援に警告

「各国当局は競争緩和及び財政的支援による通信事業者救済の誘惑に耐えねばならない」とする新たなレポートを、 2003年5月6日、OECD(経済開発協力機構)が発表した。
「テレコム・バブルの宴の後(After the Telecommunications Bubble)」と題される本ペーパーは、OECDが隔年出版している通信アウトルックの2003年版の第?章であり、経済アウトルック第73号の特別章としても使用されることとされている(双方とも2003年5月発表予定となっているが、5月20日現在において未公表である)。この章だけが、なぜか先行して公表された。…

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■米政府、パスポートに所有者のバイオメトリクス情報搭載を義務付け

米国でパスポート(旅券)の形態が大きく変わろうとしている。米国議会は2002年秋、特定国のパスポートに所有者のバイオメトリクス情報の搭載を義務付ける法案を可決した。これに採用するバイオメトリクス技術や記憶媒体をめぐり関連業界の動きが活発化している。
米国議会が法制化したのは「国境警備強化・ビザ入国改正法案(The Enhanced Border Security and Visa Entry Reform Act 2002)」。この法律は、盗難したパスポートや…

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