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世界の移動・パーソナル通信T&S

2003年4月号(通巻169号)

トレンドレポート

■競争法と分野規制の融合(3)
 〜一般競争法と分野固有特別競争法〜

世界的潮流として、通信市場の自由化と共に規制の削減と競争法の導入が行われている。具体的には、競争の有用性の認識と共に規制の見直しが為され、より市場を競争に委ねて行く姿勢がとられる。しかし、実は「規制の見直し」は常に規制緩和を意味するものではなく、競争状況創出を可能とすべく、「競争のための再規制」も同時に行われているのである。今回は、「規制緩和」と「再規制」の実例として、ほぼ競争法一本による市場統制を行っている唯一の国であるニュージーランドと、競争法を主体としつつも「分野固有競争法」を創出したドイツの例を見ていく。

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