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世界の移動・パーソナル通信T&S

2003年1月号(通巻166号)

トレンドレポート

■米コムデックス・フォール2002を訪れる

 2002年11月16日〜22日、米国ラスベガスにおいてIT業界の国際展示会「コムデックス・フォール2002(Comdex/fall 2002)」が開催された。マイクロソフトを始め毎年多くのIT関連企業が出展しているコムデックスであるが、今年は最盛期の半分程度の出展数(約1,000)で、規模は小さくなってしまったが、会場は活況を呈していた。場所はいつもと同じラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)で会場は主に2つの展示場を利用し、マイクロソフトやサムソン、東芝など各種企業が出展するメインホールと、ワイヤレスLANやモバイル、バイオメトリクスなどテーマ別の展示を行うノースホール、この他会場の外での展示などが行われていた。今年のテーマに関しては、特にこれと言ったものが無かったが、目に付いたものとしては、今年の11月に正式発売となったタブレットPCやPDAなどが、主な展示であった。今回のこのコムデックスに関して主にPDAや携帯電話端末等を中心に報告する。

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