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世界の移動・パーソナル通信T&S

2002年12月号(通巻165号)

世界のニュース

 ネットワーク&スタンダード

無線LANセキュリティの新方式WPAが登場

  無線LAN製品の相互接続性保証を進める業界団体、Wi-Fiアライアンスが2002年10月31日、新しい無線LANのセキュリティ方式「WPA:Wi-Fi Protected Access」を発表した。これは従来の「WEP:Wired Equivalent Privacy」に置き換わるもので、2003年第1四半期以降、認証を受けたWPA製品が出てくる見通しだという。

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■中国で新3G方式(TD-SCDMA方式)の採用が現実化

 中国が開発した3G方式のTD-SCDMA方式が中国での次世代携帯として現実化してきている。TD-SCDMA方式の業界団体であるTD-SCDMAフォーラムによると、中国の情報産業省は2002年10月23日、中国での3Gの周波数(下表参照)をTD-SCDMA方式に大きく割り当てると発表したとのことで、中国産の新技術が3Gとして商用化されることがより具体的になってきた。  

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